全寮制の寄宿学校にボーディングスクールがあります。ボーディングスクールでは勉強をすると同時に、両親や家族と離れ生活をすることで自立心を養うことができる教育施設になっています。歴史的には、19世紀末にヘルマン・リーツが英国の寄宿教育に習い、ドイツに田園教育舎と呼称される数多くの寄宿制教育機関を創設したことが始まりとされており、現在においては、アメリカを始めとして、オーストラリア、スイス等、世界各国に設けられています。ボーディングスクールは、日本においては数校の存在がありますが、主に、海外留学などで利用されており、中には入校に一定の語学力が必要とされるところもあります。
有名なところとしては、まず、アメリカのテンスクールズがあります。有名大学への進学実績、多様なカリキュラム、寄付金の総額などトップクラスの10校が該当し、入学難易度も5と高く、合衆国大統領や、政界・財界に限らず世界の著名人を輩出していることでも知られています。次に、英語クラスの無い、ボーディングスクールがあります。難易度としては4クラスとなり、入学基準としては、国際基準の英語能力検定試験TOEFLで最低500点以上が必要になります。
入学難易度が1~4としては、英語クラスのあるボーディングスクールもあります。日本からの留学では最も多く活用されており、初級コースがある場合には英語力が要求されないところもあります。種類は、他にも、小学生から中学生を寮生として迎え入れるジュニアスクール、アメリカの軍隊経験者によって設立されているスクール、音楽や演劇、ダンス、美術などが先行できるスクールがあり、スポーツに特化をしたとこともあります。