私たち日本人は、小学生で6年間、中学生で3年間の義務教育を受けることになります。その中では集団教育がなされていて、みんなが一定の学力をつけることが目的とされています。学力をつけることで、一定以上の仕事ができる人間に育てられ、日本の経済を支える一人として戦力化されるのです。私たちは、このようにどちらかというと個性よりは、学力を中心として教育されている人種だと言えます。

しかし、近年では日本の少子高齢化が進み、今後の日本社会を支えていくためには、世界で活躍できる人間が必要になることからも、教育方針を変えていこうという動きもあります。世界には既に、世界で活躍できる人を育てる教育を、昔から伝統的に行っている学校があります。それがボーディングスクールです。ボーディングスクールは全寮制の学校で、現地の国の子供だけではなく、世界の国々から子供たちが留学をしてきています。

そして、さまざまな文化や習慣を持った子供たちと共同生活をしていく中で、学力だけではなくさまざまな人間と関係性を築いていく大切さを学んでいくのです。また、クラスは少人数制で構成されていて、だいたい10人前後でクラス編成されています。その中では先生が一人一人に目が行き届き、与える教育よりも子供自身が自分の個性や資質に気がつき、能動的に伸ばしていけるようにサポートしていくのです。そのことで、将来を自分自身で築いていく力を養っていくことができるのです。

これからの日本では、このようなボーディングスクールのような教育が必要となることでしょう。

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