現在の日本は、少子高齢化社会が進んでおり、2025年にはピークを迎える超高齢化社会となります。そして、2050年には日本の総人口が8000万人台まで減少することが予想されており、ますます内需は縮小していくのです。そうなると、今ある仕事がなくなっていく可能性もあります。内需が縮小すること、国内だけで経済力を維持していくことは難しくなり、海外の市場からその分の経済を得ていかなければならなくなります。
つまり、これからは海外で活躍できる人材が多く必要になってくるのです。世界のどの国にも先駆けて高齢化社会が進んでいる日本は、このようなこれからの対応が注目されています。海外でもワールドワイドに活躍できる人材を育てている教育機関として、ボーディングスクールがあります。ボーディングスクールは全寮制の学校で、さまざまな国から子供たちが留学し、多様な人種と共に共同生活を送っています。
ボーディングスクールは、アメリカをはじめカナダやイギリス、スイス、ニュージーランドなどにあり、それぞれの教育方針のもと、名門大学に進学する子供やリーダーたちを排出しているのです。教育方針は各ボーディングスクールで違いがありますが、決して日本のような一律の教育にはとどまらず、能動的で自分の個性を磨き、自ら可能性を広げて将来を切り開いていける力を養うことを大事にしています。このような教育は、今まさに日本人にとって必要だと言えるでしょう。